【61】 ミユキ「私、占有屋なんです。不法にここに住み続けて、所有権を主張できます。それは何十年後だろう。それでここ、引き受けます」 有端「ありがとう。やっぱ犯罪者じゃねぇか」
【62】 ウサゴロウ「誰かいた!何だカイジか。ちょっと待てどうしたんだいその金」 カイジ「おかげで面倒な事に巻きこまれた。ああ、もらうんじゃなかった!俺は楽して金が欲しいだけなんだ!」 ウサゴロウ「よくそういうの堂々と言えるね」
【63】 千秋「あれ?」 ウサゴロウ「僕たち」 千秋「私たち」 千秋・ウサ「似ている」 カイジ「気持ちが悪い」
【64】 ウサゴロウ「どこかその辺にしめ鯖とか落ちてないのかい?」 千秋「しめ鯖持ってますけど」 ウサゴロウ「僕たち」 千秋「私たち」 ウサ・千秋「似てる!」
【65】 相神「この建物に新尾という男が侵入しているのです。すべてはその男の仕業。お前。女と一緒に、その男も排除してほしい」 ウサゴロウ「イエス。マスター」
【66】 有端「他にまだ、部屋があったりする?まだ私の知らない部屋が」 相神「ええ。まあ」 有端「当たった」 ウサゴロウ「当たった。じぇねぇよ!え?何?それだけ?嘘でしょ?」
【67】 要「やはり。先程も思ったんですが。微かな風の流れを感じます。建物を隅々見て回って。どこにも窓がないって事がわかりました。そして理由はともかく玄関もない。それなのに」 有端「言われて見れば。隙間?隙間があるの?建てつけの問題?」 要「まだ見てない部屋があるのかもしれない」
【68】 カイジ「だってさ。俺、人殺しなんかしたくないから!」 埴生「何でこの業界に足突っ込んだんだ」 カイジ「知らなかったんすよ!」 埴生「まぁ、それは誰だってそうだ。自分の手は汚したくない。協力してくれたら分け前をやろう。これを、女の飲み物に混ぜる」
【69】 コウイチ「飯尾さぁん!」 大海「わー、わー、わー!びっくりした!」 金弥「しつこいなお前。ご安心を。ただの不審者です」 大海「不審者は安心できないよ!」」
【70】 春香「アナタ。命を狙われてる。これをあなたに飲ませようとしていたの。睡眠薬」 冬子「睡眠薬?ちょっと待ってよ。え。誰が?」 春香「私がそんな事させない。これは奪い取ってきたものよ」
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撮影者:佐藤淳一 ※この画像の著作権は団体並びに撮影者に帰属します。