キャスト of #027 また悪だくみをしているのね

IMGP1274.JPG

城南乳業常務取締役

江島伸年 【道井良樹】

0122.jpg
城南乳業常務取締役。次期社長の椅子を巡り、専務と激しく対立している。製品の質にはこだわりを持ち、時に採算を無視した事業計画を推し進める為、社内には敵対する者も多い。普段は家庭を顧みる事はないが、株主総会を来週に控えたこの慌ただしい時期に、数年ぶりに妻と2人きりで旅行に出かけた。

常務夫人

江島教子 【蒻崎今日子(JACROW)】

0177.jpg
伸年の妻。旧財閥系出身でかつて城南乳業相談役であった下柳隆三の次女。社内の力関係によって決められた伸年との結婚には当初、乗り気ではなかったものの、今ではようやく家族としての情に恵まれ、気ままな暮らしに満ち足りつつあった。日々仕事に追われる夫との夫婦水入らずの旅行に心を躍らせながら出かけた。

江島夫妻の長女

本多清美 【小舘絵梨】

0211.jpg
江島夫妻の長女。江島邸の一室に部屋を持ち、両親と同居をしている。幼い頃より両親の間に流れる微妙な空気を敏感に感じていた為、家族というものに人一倍の憧れと執着を持つ。たった一人の弟である弘を、両親以上に溺愛し、面倒を見てきた。弟が家を出てからその愛情は、慈善事業などに向けられる。

清美の夫・常務秘書

本多保彦 【じょん】

0287.jpg
城南乳業秘書室勤務。清美の夫であり、つまりは江島の女婿である。会社でも伸年の秘書を務め、若くして将来の重役の椅子が約束されているとも囁かれている。仕事柄、江島邸に出入りするうちに清美と知己を得て、伸年の強力な勧めもあったことから結婚する事となり、事実上の婿養子となる。ちなみに二人の間にまだ子供はできていない。

ベテラン家政婦

二宮實智子 【なしお成】

0036.jpg
江島家から徒歩15分の所の住む通いの家政婦。江島家には地元の短期大学を卒業して以来長く仕え、普段、仕事で忙しい伸年とあまり顔を合わせる事の少ない教子の良き相談相手である。また世間知らずでもある彼女の身の回りの一切の世話をする事が主な仕事であるが、時に我儘な教子の要求に振り回される。伸年の運転手をしている男と結婚した。

城南乳業総務部長

柴田直温 【横島裕】

0164.jpg
城南乳業総務部長。入社時より江島常務に目をかけられて引き上げられてきた事から、どんな時でも江島家一筋。休日ともなれば必ず江島邸にご機嫌伺いにやってくる。また伸年の長男・弘が幼い時から世話をしてきた為、今では実の息子よりも弘に愛着を感じている。総務の仕事は会社の厄介事を秘密裏に処理する事だと信じてやまない。

城南乳業総務部員

川上尚雄 【岩田裕耳】

0090.jpg
城南乳業総務部勤務。柴田の直属の部下。半年前に知人の伝手で城南乳業に就職し、前職の経験を買われ総務部に配された。大学の後輩であった千夏と所帯を持ったが、妻の不注意でローンの残る家が火災に遭い、江島の家を頼る事となる。そこで自らの正義とそれを歪めなければならない理不尽な上司の命の間で揺れる。

尚雄の妻・新人家政婦

川上千夏 【四條久美子(ペテカン)】

0182.jpg
尚雄の妻。三歳になる息子の誕生日に腕を振るって揚げ物を料理していた際、油に引火し自宅から焼け出される。その話を聞いた清美の好意の申し出により、江島邸に住み込みで家政婦として働く事となる。不幸な状況にあっても常に前向きな考え方をもっているが、時に前向きな思い込みの激しすぎる事もある。栃木出身。

誘拐された女

三橋由子 【田口愛】

0300.jpg
城南乳業専務取締役・三橋芳昌の一人娘。何不自由ない暮らしをしてきたが、自身は独立心が強く、親の息のあまりかからない銀行に勤めている。江島家の内情同様、仕事優先に生き、会社での権力闘争を繰り返す父親には嫌気がさすとともに憐みも感じている。この日、目を覚ますと彼女は江島邸の一室にいた。その理由と経緯はまだわからない。

捜査一課特殊犯係・主任警部補

宇田川裕久 【高田淳(X-QUEST)】

0143.jpg
警視庁捜査一課特殊犯係主任。警部補。7年前に神奈川県警から推薦され警察庁に引き上げられ、警視庁捜査一課に配属された優秀な刑事。順調にキャリアを積んで出世するはずであったが、2年前にとある事件の失態からその望みは絶たれる。だがその後も腐ることなく、誘拐事件の解決というものに人一倍の執念を燃やしている。

捜査一課特殊犯係・部長刑事

佐地兼生 【小原雄平】

0141.jpg
警視庁捜査一課特殊犯係。巡査部長。17歳で卒配して以来、40年近い警察人生において35年を刑事畑で過ごした老刑事。気になる事を解消するために繰り出される聞き込みは、あまりのしつこさに相手の心を簡単に挫く。巡査部長(=「サージェント」)と名字をかけて「サージ」と一課内では呼ばれている。が、本人はあまり気に入っていない。

捜査一課特殊犯係・巡査

紅林金吾 【添野豪】

0113.jpg
警視庁捜査一課特殊犯係。巡査。盗犯係にいた際、窃盗犯を全力で4km追跡し確保した足の速さと体力を見込まれ、20代半ばにして特殊犯係に抜擢された叩き上げの刑事。機器類の扱いにも長けている事から犯人との電話交渉の際の逆探知を担当する事が多い。ただし喧嘩早い事から交渉事の前面に出される事はあまりない。佐地を心底尊敬している。