大野泰広
江崎 脩(A)
「真面目な顔して何を怖い事言ってんだ。やめてくれ」
▼研究室の上席研究員。オブザーバーとして矢形と小柴の実験を見守っているが、研究自体には当初から懐疑的である。科学者でありながら、迷信や怪奇現象などを極端に恐れている。
道井良樹
江崎 脩(B)
「私は、私だ。というか君だ。というか、君は私だ」
▼ユニットによって1日前に出現した江崎の複製。スキャナの不調により、よく見るとオリジナルの江崎と若干の違いがあり、人によっては違和感を覚えるらしい。
新野アコヤ
尾久 愛
「カップが壊れる前にもどって、壊されないように」
▼研究室の上席研究員。オブザーバーとして参加しており、小柴チームの若い研究者達に頼られている。過去に、研究職のために結婚まで約束した男性と別れた事を引きずっている。
古川康
小田 誠
「ほだされた。真摯な姿勢にやられた。彼と小柴くんを信じるよ」
▼生体複製技術研究室の室長。小柴チームが実験に成功した事を大々的に喧伝してしまうが、その後、実験の成果が上がらない事に焦り、世間に公表した事を後悔をしている。
小原雄平
矢形 功
「科学技術の進歩の前に、私一人の命などどうでもいい。違うか?」
▼研究室の上席研究員。小柴の指導を兼ね、チームを率いている。優秀ではあるが、独善的で自信家が故に、周囲から恐れられ、また疎まれてもする。元々は万能細胞を研究していた。
小川麻琴
小柴 泉
「生体転送はできます。実験には成功しているんです」
▼若く女性ながらも、小田に抜擢され研究チームを任される。細胞の転送実験の成功を目撃するも、その後の再現実験にすべて失敗しているため、世間から捏造を疑われている。
犬井のぞみ
本多 梢
「向うの言い分がおかしいんだから、まともに取り合うのもおかしい」
▼素粒子解析担当。小柴の研究、ひいては彼女そのものに心酔しており、実験を再現する為に異常な情熱を傾ける。その為、研究を評価しない者に対しての敵愾心を隠さない。
瀬崎良太
仁科 了
「真面目な顔して、むちゃくちゃを言うなよ」
▼指向性電磁波担当。研究者特有の慎重さには欠けるが、変わり者の研究者チームの中で、一般的常識のバランス感覚を保っている。本多や有馬を相手に、賭け事に熱中している。
馬上亮(集団as if~)
有馬 慧
「…ユウコを馬鹿にしないでください」
▼ユニット設計担当。自分の設計製作した転送ユニットに愛情を注いでいる。ユニットの不備が原因で実験の失敗が続いているという、周囲の考えには納得していない。
西田彩夏(CorneliusCockBlue(s) )
観山 純
「私は、そういった不正には我慢ができません」
▼量子状態制御担当。再現実験が上手くいかない事を疑問に思っており、独自に検証した結果、ある仮定にたどり着く。その生真面目さゆえに、他人の不正を見逃す事ができない。
岩田裕耳
明池 章
「確かめようがないのがこの研究の一番のウリなのだ」
▼チームに属しながらも、小柴の研究には不熱心で、周囲の半公認の下、自分の興味のある研究ばかりに時間を費やしている。チームの中では年長者だが敬われてはいない。
工藤さや(カムヰヤッセン)
戸塚 灯
「つまり、過去は変えられるって事を言いたいんです!」
▼業務支援要員。小柴に憧れ、研究チームに配属された時は喜んだが、実際は雑用や明池の手伝いばかりをさせられ、勤務意欲を失っている。加えて最近は体調の不良を訴えている。
なしお成
狭川 桜
「世間は、小柴チームの複製実験の結果に疑いを持っています」
▼科学技術省の技官。前任者に代わり、小柴チームの実験の検証と、聞き取り調査に訪れる。チームに対し、自分の目の前での再現実験を要求する。室長の小田とは大学時代の同期。
谷仲恵輔(JACROW) ※特別出演
江崎 脩(C)
「今日は何日だね!?」
▼江崎にかけられた痴漢の疑惑が冤罪である事を告げる為だけに、24日からやってきた江崎の複製。ユニットの不調なのかどうか、もはや詳しい事情はわからないが、その姿はもう別人である。