「随分と線引きの甘い地図」舞台写真3 of シアターグリーン3劇場連動企画

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【21】
タダキ「それより、町に酒場はないのか。あそこを抜け出したら、酒でも飲もうと決めていたんだ」
ジロー「あの牢屋の仕組みを教えてくれたら教えてやる」
タダキ「成程。では、自分で探す。だからお前も、自分で探せ」

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【22】
 ニコル「いえ。私ども、子供の頃よりALと言うものは、ただ恐ろしい物だと教わってきました。しかしそれは想像上の悪魔のようなものでもあり、時には病気の事のようでもあり、その実態がどういうものであるかを存じませんので」
ノーベン「あれは確かに恐ろしいものだ。忌々しいALは実在する」
  ミド「ALとは人の形をした道具の事です。そもそもは人の代わりに単純な作業をさせるために生み出された一種のロボットでしたが」

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【23】
  ミド「どうもアナタの口ぶりにはALに対しての何かしらの感情がある様に聞こえるのですが。気のせいでしょうか。何か心当たりが」
 ハッシ「…いいえ。妻は、あくまで例えの話をしているのです」
ノーベン「当然だ。かくまった者も、同罪とするからな」

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【24】
ナトリ「彼らはどうしたのです」
フラノ「外でこの兵士たちが大変な目に遭ってな」
ナトリ「…もしや、光を浴びて、何かしらの影響が?」
フラノ「…ああ。あまり他の人目に着くと面倒だから、大至急町に連れ戻して、駐屯所の中に運び込もうとはしたのだが」
ナトリ「ええ。こうやって外に座らせていたら、嫌でも目立ちますが」

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【25】
アイン「哀れですか?私達の背負った宿命が。恐れていますか?私達が背負っている罪や穢れが」
ニコル「…いえ」
ハッシ「ALってのは人間と戦争したんだろ。アンタも人間と戦ったのか」
アイン「そんなのはもはや歴史の事象ですよ。今の我々は、人目を忍んでALだと悟られないよう、生きてるだけです」

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【26】
タダキ「そこでもう一度聞くが、お前はALか」
アイン「ああ。そうだよ。俺はALだ。アンタは誰だ」
タダキ「俺もALなんだ。俺はお前を知っている。覚えている。力を貸せ」

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【27】
ビスコ「国境の騒ぎはどうなりましたか」
フラノ「今は一旦収集がついたから問題はない。身体は痛くないか?」
レイジ「やっぱり、プラザなんかに立ち居るんじゃなかった」
ビスコ「私は信じない。そんな迷信など」

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【28】
ニコル「あのー。あれだ。…ダムスさんには、会えたの?」
ユカリ「ええ。あの人、生きてた。…よかった」
ハッシ「どうするんだ。これから」
ユカリ「…ダムスが生きていてくれたのは嬉しいです。でも、今まで私の為に尽くしてくれた、ムゴルを裏切るわけには」
 セリ「そう。そうよね。それが今ある形ですもの」

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【29】
レイジ「これはどういう病気だったのだ」
ムゴル「…いや、今まで、診た事のない症状で、というか、今、取り立てて何もしていない自分に驚きで。…いや、…別に何も」
レイジ「名医だな!名医誕生だな!触っただけで直したぞ」
ムゴル「自分にもこんな能力なかったのに。…正直戸惑っております」

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【30】
 セリ「……恐ろしい事です。ALは人類の敵です。我々の先祖がその争いでどれほど犠牲になったか」
ユカリ「大変。セリさんの怯え具合が異常」
 セリ「町の中にそんな恐ろしい存在が入りこんでいるなんて。草の根分けても探し出して、カチコんで引きずり回してぶち殺さないと」
ユカリ「セリさんの言葉の汚さが異常」

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撮影者:渡邊皐  ※この画像の著作権は団体並びに撮影者に帰属します。

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