「机の上ではこちらが有利」舞台写真7 of シアターグリーン3劇場連動企画

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【61】
 ミド「こうしている間にも、ノーベン閣下が心を痛めているかと思うと、自分が情けない」
ジロー「そんなに身を尽くす価値があるんですか、あの行政官に。自分の事を第一に考えてそうな人だけどな」
 ミド「全てに対して愛が深いのです。たまたま自分への愛が一番深いのです」
ジロー「それダメな人間だよね」

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【62】
ジロー「何で西側からやってきたんだ。行政官と軍の高官がUSQの領土から出てくるなんて、おかしいじゃないか」
フラノ「貴様!もう一度言ってみろ!」
ジロー「え、だから、西側から来たらおかしいって」
フラノ「そこじゃない!行政官と?誰が?」
ジロー「軍の高官が?」
フラノ「よし、いい響きだな!

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【63】
  ミド「閣下、私、力が、入りません」
ノーベン「…ミド。…お前、ALなのか。そうか。そうか。新しい秘書官を探さねばな。フラノ副隊長代理。早急に、処分しておいてくれ」
  ミド「…閣下」

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【64】
ノーベン「何故、見逃す!捕えて処分だ!」
 フラノ「後でどうとでもなります。今は逃げるのが先。お急ぎください」
ノーベン「身近にALを飼ってしまっていたとは」
 フラノ「お前もALなのかぁぁぁ!」
ノーベン「…普通に足がすくんでるだけなのだ!」

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【65】
 シム「やっぱり無理だ、別々の目的を持っているんじゃ纏まりに欠ける」
アイン「私はそれでも構わないと思う。こんな纏まりでも一人ですべてをやるよりは、余程成功が望めるかもしれない」
タリム「あのー。俺、ちょっと考えたんですけど。こういう時って、皆、仲良くやった方がいいんじゃないかって」
 シム「んな事はわかってる!」

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【66】
タリム「あ!俺!足が重い!これが、ALかぁ!」
 シム「凄い喜んでるな。感情がよくわからないな」

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【67】
レイジ「設置はしましたが、こんなんで効果あるんですか」
ナトリ「相手がALであれば、あの柵を軽々と乗り越える事はできない。使い古された手だけど、対ALには定石です」
コバル「私はまだ事情が呑み込めてないんだが。これ、何なの」
ナトリ「…何のつもりでここに来たんですか?」

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【68】
タダキ「お前、俺たちを試そうとしているな。俺たちにどこまでできるか」
 シム「お前達が意思を持ったところで、この程度の事一つ乗り切れないなら、何も成功しない。一生道具のままだ」
アイン「それを示す為に、この男の道具として使われるというのか」

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【69】
アイン「これが、取るに足らない力だよ。過信しようもない、それでも自分一人の精一杯の力だ」
ナトリ「わかったでしょう。こちらに逆らう事が、いかに意味の無い事か。さぁ、引き返しなさい。そして、西側の町から、二度と出ない事」
 シム「おい。大口叩いて、この程度じゃないだろな」

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【70】
タダキ「おい、俺を持ち上げろ」
アイン「え、アンタを?…だが、持ち上げたところで」
タダキ「いいから。一旦持ち上げて、地面に横たえろ」
 シム「どうする。そこからどうすんだ」
タダキ「このまま!柵を!くぐりたい!」
 シム「お前、気は確かか!」

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撮影者:佐藤淳一  ※この画像の著作権は団体並びに撮影者に帰属します。

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