舞台写真9 of #027 また悪だくみをしているのね

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【81】
千夏「何してるんですか」
由子「…私、やっと思い出したんです」


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【82】
伸年「私が川口の工場を出た時には既に車はなかった」
實智子「…なかった」
伸年「私はてっきり、アイツが私を置いて帰ったものだと」
實智子「…帰った」
伸年「ちょっと二宮さん、落ち着いてくれないか」

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【83】
教子「見捨てるんですか、二宮さんを」
伸年「運転手とはいえ、他人じゃないか。私にこれ以上どうしろと言うんだ」

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【84】
宇田川「本来助かる命が、一人の男のエゴによって消されてしまう」
教子「アナタが殺したも同然よ」
保彦「そんな薄情な人間に、ついて行く会社の人間はいないでしょう」
實智子「旦那さま、一生お恨みしますから」

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【85】
實智子「…旦那さまごと、カバンに見立てるというのはいかがでしょう」
保彦「え、どういう意味ですか?」
實智子「旦那さまも、カバンの一部という事にするのです」
清美「え、どういう意味ですか?…二宮さん、目がおかしいわ」

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【86】
尚雄「ただ、アナタ方のしたことはいたずらに家族の心を傷つける行為だ。それは許されません。一生かけてでも償っていかなければ」
由子「…はい」

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【87】
清美「…それは…まけられないの?」
紅林「―は」
清美「三百万ぐらいにならないかと聞いているんです!」
紅林「―そっちが釣り上げたんじゃないのかよ!」

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【88】
保彦「ただ、犯人に偽物だとバレたら、常務の身が危なくないか」
尚雄「確かに。しかし、そこは警察の方々が救ってくれるはずです」
保彦「警察を信じるのか?」
尚雄「彼らは優秀な刑事です」

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【89】
佐地「このまま車に乗せして大森に向かったらいいじゃないか」
紅林「ああ、それが手っ取り早いな。サージ、足の方抱えてください」
伸年「やめろ!触るな!」

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【90】
伸年「どうか、二宮を救ってやってください」
實智子「…ありがとうございます!」
伸年「…とでも言うと思ったかね!保彦!大阪へ行くぞ!」

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撮影者:佐藤淳一  ※この画像の著作権は団体並びに撮影者に帰属します。